イルカの作り方
何事も下調べが大切です。お魚図鑑、クジラ図鑑などを入念に調べます。子供用の図鑑は分かりやすく、絵も大きくきれいなものが多いのでおすすめです。
何を作るか決まったら、まず型板を作ります。100円ショップの0.75mm厚のプラスティック板(ボール紙も可)を使います。
平面(上から見た)図と側面(横から見た)図を紙に書きます。2"x4"で作るのなら幅75mm、高さ86mmぐらいが最大寸法です。
平面図は真ん中で二つ折りにして(こうすれば簡単に左右対称になります)、側面図はそのままはさみで切り取ります。平面図は広げてみて太り具合をチェックします。
問題なければプラスティック板に貼り付け、切り抜きます。平面の型紙が半分しかないのは、左右ひっくり返して使えるからです。

2"x4"材の節のないところ約50cmを用意します。木裏(木の内側の方)に自動かんなをかけると接着がうまくいきます。
木表に鼻先をつきあわせて側面図を写します。鼻先をつきあわせると前から見たときに左右の木目がだいたいそろいます。

鉛筆の線の1mmくらい外側を糸のこ盤で切ります。糸のこ盤がなくてもドリルを駆使すれば鋸と鑿でそこそこ切れます。

木裏同士を木工ボンドで張り合わせます。接着のコツはボンドをつけたら思い切り締め付ること。クランプでぎゅうぎゅう締め付けます。接着剤が多いと締め付けた際にずれることがあります。ずれを直しながら締め付けて下さい。
直接クランプで締め付けると木がへこみます。私はいちいち養生するのがめんどくさいのでクランプにシナベニヤの切れ端をエポキシ系接着剤で張り付けています。へこんでも差し支えない箇所を締め付けるのなら養生の必要はありません。
このまま2時間ほど置いておきます。

接着剤が乾く間にベースを作ります。
2×4材を卵型に切り抜き、鋸、鑿、小刀で丸くしていきます。木目の方向に注意すること。
左上→右上→左下→右下。
最後は120番のサンドペーパーで仕上げます。

くっついたかたまりに平面図を写します。半分ずつ型板を裏返しながら鉛筆でマークします。
線を越えないよう鋸を入れ、鑿で大まかに飛ばします。 
横から見るとこんな感じです。ちょっとだけイルカに見えてきました。

鑿と小刀でぐいぐい削ります。一番楽しい作業です。どこか一カ所バイスで固定できる箇所を残しておくと楽に削れます。 
ヒレを仕上げます。


サンドペーパー(120番)で仕上げます。400番くらいまでいくとピカピカにすることもできます。
目をいれるとグロテスクになるので私は目をいれません。

ベースと本体を3mmの真鍮線でつなぎます。オスモカラーで仕上げて完成。
